電気会社と契約?!

ドイツでのサバイバル

こんにちは♪姉です。

これは、ついに学生寮を出て大学近くのお部屋への引越しが決まった頃のお話。

 

12月19日。待ちに待った入居の日。

その日は不動産屋さん、前入居者、私の3人が、引き継ぎの最終確認をするために現地に集合していた。部屋の確認を済ませて最後に契約書にサインをして終わり、っていう流れだったんだけど・・・

部屋の点検も終わり、契約書に目を通しサインをしていると

「そういえばStrom(=電気)についてだけど」

と不動産屋さんが言う。

「どこでもいいからどこかの電気会社と契約しておいてねっ。契約に必要な番号は地下の管理室にあるから☺️」

って。

 

え、電気会社と契約〜!?

それまでに住んでた家(寮)が光熱費全て込みだった為、そんな事今までしたことのなかった私はパニック。

え~!どこでもいいってどこの電気会社?”

どうやって契約するの?電話は嫌だけど店舗に行くのかしら?!”

“そもそも契約って?!今の契約書にサインをすれば全部終わりだと思ってた!泣”

“前に住んでいた家ではそんなのなかったよー!泣”

“Stromって何のこと?ガス代?電気代?泣”

“地下って何?!ひとりで番号を探すなんて絶対に無理!見つけられない泣”

分からないことが多すぎて(というより分からないことしかなく)頭がいっぱい。

するとそれを察してくれたのか不動産屋さんが、

「今から一緒に地下へ必要な番号を見に行きましょう」と提案してくださり。

前入居者も一緒に3人で地下へ移動。

 

そうしたら、ガスや電気などのメーター?が住民全員分置いてあるお部屋があったのです。私の部屋のメーターも見つかりました。

契約に必要な番号ってこれか!

写真に撮る。

↑ここまで、私1人だったらぜっっっったいに!むり。

不可能です。

鍵が必要っぽかったし。

 

そうしてまた3人で部屋へ戻り、あとは順調に色んな最終確認を済ませていくのですが、

全て終わってこれでバイバイってなるところで、

いや、これは流石にまずい、

あまりにもStrom(=電気)の契約について分かっていないと考え、

 

“あの〜Stromの事がイマイチまだよく分からないんですが・・・泣泣”

 

と勇気を振り絞って聞いてみました。

すると、いずれにしても解約のため行く予定だった、という前入居者の方が電気会社まで同行くださることになり。

そうしたらなんと拍子抜けの近さ、実は家を出て2分程のところに電気会社はありました。そこでさっき撮った写真を見ながら契約番号など、いろんな情報を申し込み用紙に記入していき、この一件はなんとか落着。

いやぁあの時勇気を振り絞り、“分からない“ってちゃんと言ってみてよかった。

もしも言い出せず、一人で全部やることになっていたらおそらく私、いつまでも契約できていなかった。

世はクリスマスマーケットで浮かれていたけど、その中を一緒に電気会社まで付き添ってくれて、用紙に記入するべき事も細かく丁寧に教えてくれて、親切にありがとう、前入居者さん!あなたがいなければ私は電気の無い生活を強いられていたでしょう!