初めてのドイツ生活。~パーティデビュー 前編~

ドイツの道に咲く花 ドイツでのサバイバル

こんにちは、姉です。

今回のあらすじ↓

「ドイツ人ルームメイト(女子学生、医学部)が男の子3人を連れ込んできた!私もパーティに参加させられ・・・・?!」

ドイツで最初に暮らした家でのルームメイト、ラウラのお話。

ドイツで最初に住んだ家のドア


ドイツで最初に暮らした家。2DKを2人でシェアしていた。キッチンとバスは共有。

まず彼女のことを簡単にご紹介。

大学1年生で医学部に通う。5月頃の話だからこの頃はまだ新入生って感じだったのかな?

補足:

ドイツでは、多くの人がWGと呼ばれる仕組みを利用してアパートを他人とシェアします。

私はドイツを発つ前にWGを探すアプリを使ってこのアパートを見つけ、契約まで済ませていました。だから、ルームメイトに会うのも引越しの日が初対面だったのです。

最初にご挨拶に行ったときの印象ではとっても優しくて優秀、かつほっそりして可愛い良い子って感じだったんだけど実は・・・?

という感じ。

まあ、最後まで可愛くてとっても優しいってことに変わりはなかったんだけど。とにかく私が認識していたキャラクタとしては、

-真面目で優しくてかわいい-

って感じ。最初の2週間ぐらいはずっとそう思ってたの。そしたら。

ある日、朝起きていつものようにキッチンに行くと、そこに見知らぬ男の人とラウラがいる。

キッチン


ラウラと一緒に使っていたキッチン

!?

ってなるよね。驚いてぽかんとしていたら、

「あ、こちら友だちの〇〇~」って紹介されたので、

「あ、ああ、ハロー」ってとりあえずご挨拶。

彼氏さんかなあ、真面目そうでいい人そう。いいねえなんて思っておりました。

 

また別の日。

今度は語学学校から帰ってくると洗面所にまたも見知らぬ男が!

洗面所


洗面所はこんな感じ

今度はなんだか随分と陽気な、雰囲気的にスペインとかイタリア人ぽい男の人。

今度は誰?!って思っていたら

「あ、ぼくラウラの友人です~よろしく☆」と。

あ~なるほど。・・?

(この間の真面目そうな人は彼氏じゃなかったのかな?ラウラは男友達が多いのかしら)

「よろしく~」

っとだけ挨拶してやり過ごす。

 

そしてそして、また別の日。

また別の男子が現れました!

今度はザ、王道のカッコいい男の子って感じ。いかにも「ドイツ人」な男の子の登場です。

そうなんです。タイプの違うこれら3人の男の子が変わりばんこに時々現れ、しかもラウラは全員に対して同じように接していて、いったい誰が彼氏なんだ!?の状態。

というかまず思ったのが、部屋で2人きりで会う男の子が3人もいるってどういうこと!

そうして日が経ち・・

ある日語学学校から帰ってドアを開けると、男3人が大集合しておりました。

ヒョエー!

ラウラとその3人で外に買い出しに行ってきたばかり、という様子。ビールがドンっと積んである。

これってもしかして・・・

ラウラ:「今日みんなでパーティするんだけど」

(やっぱりーーー!)

「よかったら一緒にどう?」

私:「えっ私?!」

実はわたくし、日本に居た時からそんなにはっちゃけたタイプでもありませんでしたし、パーティ文化のあるドイツに来たからって急に性格が変わるわけもなく、基本的にパーティとかはあの、その、えーと・・・

うん。つまり苦手です、そういうの。

まだ18歳だったから、日本でも飲み会に参加したこともなかったし。

でも男3人はすでに、

「いえーい!一緒に盛り上がっちゃおうゼイ!!」

みたいな雰囲気で、ここで断ると残り一か月のWG生活に支障をきたすかも?!なんて考えると断れず。

「う、う、う、うん・・・!」

とお返事しました。

こうして、「参加しない方がいい感」マックスのパーティに参加することになりました。

続く