【ドイツ音大 】先生との出会い その 1

こんにちは、妹です。

今、私が習っているドイツの音大の先生に初めてお会いしたのは、私が高校 2 年生になったばかりの 4 月の下旬のことだった。

姉がドイツ音大のピアノ科を受験することになった時、私も同じ音大の教授のレッスンを受けてみてはどうか、という話が上がったのだ。

その時の私のドイツ語力は(いつか記事にもアップしたように)勉強は続けていたものの会話力が追いついておらず、そのため始めの頃のレッスンはほとんど身振り手振りのなか進められていった。

初めてのレッスンの日。

約束の時間になり、先生がいらっしゃるというそのドアを初めて開ける時はそれはそれはとても緊張して、(今もレッスンが始まる時はいつもとても緊張するけれど)冷や汗ばかり出ていた気がする。

それまで日本でも何人もの先生の前で演奏してきたけれど、そしていつも弾く前にはすごくプレッシャーを感じていたけれど、今回はまた違う事情で身が縮む思い。

こんなにちんちくりんな私などが、恐れ多くもこの場にいてもよろしいのでしょうか?

不安の種を倍増させていたのは、はたして先生がおっしゃることをすぐに理解できるのか、そしてそれをパッとすぐに実行してみせることができるのか、ということと、

またその時レッスンに持っていったコンチェルトが、譜読みを始めてから 2 週間足らずだったため十分に弾きこめておらず、それを先生はどう思われるだろうか、ということだった。

そもそも私はそれまで外国人の先生のマスターコースなどを全く受けた経験がなく、今回が私にとって初めての外国人の先生のレッスンだったのだ。

初めての海外、それがドイツでの大学教授のレッスンとなった私の不安はそれは大きなものだった。

そしてドアを恐る恐る開ける。

女の先生がこちらを向いて近づいて来る。

ハロー、ウェルカム トゥー ジャーマニーみたいなことを優しく笑って言ってくださった時の安心感ったら!

先生との出会い 2 に続く