初めての一人でのビザの更新

こんにちは、妹です。

留学生が避けて通れないものの一つに、ビザの取得と更新がある。ドイツに到着した誰もが苦労する、ドイツ暮らしの最初の難関の一つだ。
ところが私はというと、ラッキーなことにすでにドイツ歴3年目になる姉という最強の付き添い人がいた。
その姉が最初のビザの取得と1度目の更新手続きのときには付き添ってくれていたのだ。

というか、付き添ってくれた、というより書類の記入から名前が呼ばれるのを待つところまで、すべてやってくれた。本来私が自分で言わないといけないことを役所の人に伝えてくれたりして。(本当にありがとう!!)

ところでこのビザの更新は一度行えばずっと有効なのではなく、もちろん期限がある。それが人によって3ヶ月有効だったり2年有効だったりする。この差は、窓口で対応してくれた人にもよるというのが、とてもドイツらしいところ・・
ビザの更新をするのには毎回お金が100€ ( 1万2000円くらい)かかるので、当然、こちらとしては有効期間を長くして欲しい。でも言葉の問題もあってうまく交渉(?)出来ず、言われるがままにたった3ヶ月のビザしかもらえないこともある。そんなときは再度お役所に出向き、またも更新料として100ユーロが目の前からはばたいてゆくのをただ悲しく見つめることになる。

ビザの期限が切れてしまうと帰国しなければならないので、ドイツに留まりたいならば期限に余裕のあるうちに、あの気難しいお役所に予約を入れて出向かなければいけない。

ドイツの役所には、入った瞬間にコレだと気づかされる雰囲気がある。怪しい動きがないかと監視する係(たぶん)のひとが何メートルかおきに立っているし、さまざまな国籍の人たちが多様な事情を抱えて何かを切実に訴えようとやって来るので、なんだかとても気軽には入れない感じだ。

お役所なのだから当たり前、とも思うけれど。ここは日本じゃないし。
でも、なるべくなら入りたくない場所ではある。

そうは言ってもビザの更新をしなければドイツには住み続けられない。

が、たとえばチーチーパッパな大学生が準備不足のままふわーっと訪ねたりしたら「はい、これもこれもこれも不足しているからね。この書類揃えて予約取り直して!」などとぴしっと言われてピーンと弾き飛ばされておしまいだ。

そう、私が初めて一人でビザの更新に行った時が、まさにそうだった。

何かをどこかに提出しなければいけない時、何か一つの書類が欠けてしまうのが私のやりがちな残念すぎるミスで、今回のビザの更新でも、注意深く全ての書類に目を通して必要なものは全て取り揃えたと思ったのに、やっぱりやってしまった。自分の証明写真を持っていくのを忘れてしまったのだ。

階段までズラリと並んだ長い順番待ちの列に加わり、1時間も待った後にようやく順番が来て、言われた通りの部屋に入る。

担当の女性が、ふんふん、と私の書類に目を通す。これもよしこれもよし。・・・ふと指が止まって顔をこちらに向けた。

「それで、あなたの顔写真はどこにあるの?」

顔写真は必須の提出資料の中に含まれていて、それがないともちろんビザの更新ができない。

あああああ・・
それが、家に忘れてしまって・・

「ああ、そう。そしたら今日は無理。〇〇日の〇〇時にまた来てください」

はあ。また、あの長い列に並ばなければならなくなった・・とぼとぼ

その後また役所に向かい、今度は何と2年分のビザを出してもらえた。前回は驚きのたったの3ヶ月のビザだったので、2年というのはとてもありがたい。

ちなみに前回たったの3ヶ月分のビザしかもらえなかったのには色々わけがあり、話すとあまりにも長くなる。まあつまるところ、役所が下した判断はその時の私の所持金では3ヶ月しかドイツで暮らせないだろう、だからビザも3ヶ月分で十分だ、ということだった。

次の更新まであと1年。
今度は絶対に、何も不備がないようにしなくては。

火災報知器を鳴らす。

こんにちは、妹です。

毎日自炊をしていると、料理を焦がして火災報知器を鳴らしてしまうことがある。

(言い訳だが、ドイツの火災報知器は簡単に鳴ってしまうという話をよく聞く。)

ある時は、お鍋のご飯を焦がしすぎて。

またある時は、野菜のオーブン焼き(シンプルだけど美味しい)をこれまた焦がしすぎて。

ピイイイイイイーーーーとかなり強烈で甲高い音が、けたたましくおよそ5分にわたって鳴り続ける。

それが鳴り始めると、なぜまたこんな失敗をしてしまったのだろうと自分の不注意が悔やまれて仕方がない。

とにかく非常に心臓に悪い音だ。

日本では経験がないから知らなかったけれど、火災報知器の音ってどこもこんな音だろうか?耳をつんざくような音だ。

危機を知らせるためのものだから仕方がないけれど。

きっとお隣さんは私が鳴らした火災報知器の音に、やれやれ、またかと呆れているに違いない。

本当に申し訳ないです。。

この間違いを繰り返さないために、私はご飯を作る時には、調理される野菜や肉の気持ちを考えるようにしている。

オーブンや鍋に入れたあとは、あまりにも時間が経って怒り出していないか?と用心深く見守る。

少しでも放っておくと機嫌を悪くして、あるとき急に真っ黒焦げになって私を驚かせる。

やーいやーい、焦げてやったぞ

それそれ、困ってみろ

みたいに。

ええそんな

お米さま、お野菜さま、どうかお怒りを鎮めてくださいまし!

と願っても時は遅し。

後には真っ黒になった、もとは野菜や米だったものが哀しくそこに横たわるのみ。

・・まあ失敗は成功のもとというし。

最近は火災報知器が鳴っても慌てずに対処できるようになってきた。

もし火災報知器が鳴ってしまったら:

まずは自分に慌てるな、と言い聞かせる。そして、換気扇の強をつけて全ての窓を全開にする。

あとは布団に潜り込んで耳を塞ぎ、スマホを見ながらあと3分、あと1分、と5分が過ぎるのをおとなしく待つ。

実際に警察や消防士が来るわけでもなく、5分程度で鳴り止むのだからそれまでの辛抱だ。

一度ならずこれまで数回も鳴らしてしまったことの言い訳をさせてもらえれば、例えばお鍋でお米1合分を上手く炊くのは、聞いていたより難しい。

(一人暮らしの私の場合、私が食べる分だけで良いから1合で十分なのだ)

日本の炊飯器はタイマーを設定しておくこともできるし、玄米用、無洗米用、とあらゆる種類のお米に応えた素晴らしい機能がついている。パンやお菓子まで焼けちゃう優れもの。

それに対して私が使っているドイツのお鍋は薄くてあっという間に熱が通ってしまう。

じっくりと煮込んで〜というようなレベルの高いことをするには全く向いていないタイプ。

私がスーパーで普段買っているお米もこれまた薄くて軽い感じ(お値段も1kg1ユーロ程度でとってもお買い得!)なので、軽いお米と軽いお鍋、さらに炊くのは1合だけときたら、もう本当にあっという間に炊き上がってしまうのである。

火災報知器を鳴らすまでいかなくても、お米を炊くために焦がしたお鍋は数知れず。

そうはいっても最近は私もコツを掴んできた。

どれくらい泡が吹き出てきたら火を止めて良いのか、どれくらいの時間を蒸らすのが良いのか、など。

パンやシリアルなどもっと楽に食べられるものがあるのにも関わらず、留学してから1年以上ほぼ毎日お米を食べ続けている私。

こんなにお米が好きだったなんて、自分でも知らなかった。

それに、こんな漫画みたいな失敗を繰り返すほどお米を鍋で炊くのが難しいだなんて。

貴重な体験をさせてもらっている。

お向かいさんの新事実

こんにちは、妹です。

ドイツで一人暮らしをしている私の家はアパートで、4 世帯しか住んでいない小さな建物。

細い道路を挟んだこのアパートの向かい側は大きな建物で、上の階は住居用だけれど1階部分は店舗になっている。店舗には女性向けのメイク用品や美容品がずらりと並んでいるのが外から見える。なんだか眩しくて入ると気後れするようなお店だ。

階によっては天井の高さがこちら側と揃っているようで、私の家の窓を開けたとき、ちょうど向かいの建物の住人と視線が合う・・・合ってしまうことがある。

私の家の窓は 2 つあって、一つは大きくて表通り寄りに付いている。と言っても観音開きでバーンと開くというわけではなくて、実は窓を二等分したうちの右側しか開かない、というちょっと残念な作り。

もう一つの窓には元々カーテンが付いている。くるくると上に巻き上げられていくロールスクリーンというものだ。

付け加えると、これにもまた残念な点が。本来あるべき巻き上げ用の紐が無いために、私はいつも手動でくるくるとスクリーンを上に巻き上げないといけないのだ。しかも私の背が足りなくて、巻き上げるためにいつも椅子によじ登らなければいけない。

この丸く囲った部分の紐が付いていない。

私の1日は毎朝椅子によじ登り、よいしょ、とこれをくるくる巻き上げてからスタートする。

時々面倒になって、いっそ放っておこうかとも思うけれど、やはりそれでは暗いので仕方なく椅子によじ登る。

ところで私の部屋からはお向かいの家の窓が2つ見える。右側の窓の部屋に住むのは40-50代くらいのおじさんで、規則正しい生活を送りながら1日に一度は窓際で一人タバコを吸っている。

なんでそんなことが分かるかって、そのお向かいさんの窓が毎朝必ず早朝に開いているからだ。

そして、夜になるとまた決まった時間に明かりが消えて窓が閉じる。

それに対して、左側の部屋に住んでいるおじさん(これまた40-50代くらいに思えた)の部屋はキッチンに多くのものが積み重なっていて、生活に無頓着な様子がこちらからも見えてしまう。

ある珍しく大雨が降った日のお昼、慌てて窓を閉めていたらその左側に住むおじさんと目が合ってしまって、ハローと挨拶した。

やれやれなんて雨だ、という感じで苦笑するお向かいさん。気さくに話してくれる。

今日は全く変な天気だねえ

ええ、そうですね

・・・

それがある時、窓から外をぼーっと眺めていてふと気がついた。

このお向かいさんたちは、実は同じ人じゃないか、ってことに。

それまで、窓から見えるお向かいさんの様子が部屋の感じも含めて余りにも違い過ぎていて、全く別々の家だと思っていた。

左のおじさんは気さくで話しやすい雰囲気。でも部屋はあまり整理されておらず、雑然としていた。対して右のおじさんのお部屋は綺麗に片付いていてその部屋の奥の廊下まで見えるほど。でもタバコをふかす姿はちょっと孤独な感じで気難しそう。

あるとき右側のおじさんが左の窓にいるのに気がついた!

あれ?場所が入れ替わった?

最初はそう思って驚いた。

でも・・

違う、2つの窓は実は1つの家の窓だったんだ。

それによく考えてみたらおじさん達の顔はそっくりだった・・

あの左側のフレンドリーなおじさんと、右側のしかめっ面でいつも物思いに耽っているおじさんが同一人物だなんて。

なんだかすごい発見をした気分だ。

ところで念のため言っておくと、私はもちろんいつも窓から外ばかり見て 1 日を過ごしているわけではない。お向かいさんに目が行くのは窓を開け閉めするほんのわずかな時間だけ。

であるからこの家に住み始めて1 年が過ぎ、ようやくこの事実に気がついたのだ。

決して、お向かいさんの 1 日をずっと観察しているわけではないのであしからず。

人生初の一人暮らし!インターネット無し!?(前編)

姉です!

入学試験に無事合格し、2か月間のルームシェア生活を終えてハンブルクから大学のある街まではるばる引っ越してきた私。学生寮への入居が決まっており、わくわくの一人暮らしデビュー!のはずが・・・?

 

新居引き渡しの日。

大家さんと学生寮の玄関前で待ち合わせ。

どこから来たの~?

日本からきました!

あら~遠いね~

みたいな世間話をしながら部屋に向かいます。

わくわく!

わくわくわく!✨

一人暮らしの経験はなかったのでどんな新しい生活が待っているのか楽しみで仕方がありません。

そしていざ!私のお部屋とご対面!

バーーーーン!

基本的な家具は備え付けです。

 

おお~ほくほく

広々!陽当たりよし!眺めよし!

シャワー室とキッチンも別に付いていて完全に一人部屋!キラーん

喜び浮かれテンションでわくわくしていると、契約書にサインをすることに。

大家さんが契約にあたっての説明をいろいろとしてくれるんだけど、

ふんふんと聞いていると何か聞き捨てならないことが耳に飛び込んで来た。

「インターネットはITセンターに行って登録してきてね」

?!なんですかそれ

実は私、日本にいたときはお気楽実家暮らしでしたし、ドイツで初めて住んだお家はルームシェアだったため、「家にインターネットが通ってない」という状況に遭遇したことがありませんでした。どこにいるときも、Wi-Fiが家に通っていてそのパスワードをスマホに入力すればその場所ではインターネットが使えるというのが普通だったのです。

なので。

今回私が契約する学生寮のサイトにも、Wi-Fiが通ってると書いてありましたし、てっきり契約書にサインするときにWi-Fiのパスワードをもらい、それをスマホに登録すれば

簡単!快適Wi-Fi生活☆

が待っていると思い込んでいました。

ですからもうびっくり。

大家さんはその時かなりサラーっと言っていたけど私としてはなんですと!?だったよう~泣

 

インターネットについてはちゃんと知っておかないと、後々困る!と思い質問。

「今家の契約を終わらせてもまだこの家ではWi-Fi使えないんですか?」

大家さん:「ITセンターに行かないとダメねえ」

・・・・

・・

チーン

 

なぜこんなに撃沈しているかというと。

もちろん家でWi-Fiが使えないというのは大変不便でそれだけで撃沈する理由になるのですが私の場合それだけではなくて。

このときすでに2か月ドイツで暮らしていた私ですが、実はまだモバイルデータ通信すらも使えていない状態で、つまり、Wi-Fiがある場所でしかネットを使えませんでした。

(詳しく言うと、日本を出るときにSIMロック解除をしなかったのが原因。そのせいでドイツで携帯の契約をできなかったのです。だって知らなかったんだもーん)

ということは?

そう、家にWi-Fiが無い限りインターネットが全く使えません。

ちゃんと家の契約が終わったことなど家族に連絡したかったのに、それも無理ということ。

ガビーン

 

そんなことってありますか?・・・ピエン泣

 

そうして私のインターネット無し生活が始まりました。

(この生活がこの後2か月も続くとは知らずに・・・。)

続く

髪、いつ切る?伸び続ける髪をどうするか

こんにちは!妹です。

なんとまあ、桜がたおやかに咲いていること・・・

2019年3月下旬のこと。

今日は昼から美容院の予約を入れているから、メイクをしてとっておきの洋服を着よう。
グロスはto/one の13番。使うたびにうっとりするあのぷるぷる感。

ドアを開けた瞬間、私はいつもあの美容院のおサレな雰囲気に圧倒される。それが、いつも私を鏡と睨めっこのおめかしタイムへと向かわせる。

よし、入ろう。

カランコローンという素敵なチャイム音を聴きながらおずおずとドアを開けると、迎えてくれた美容師さんは頭の上に輪っかを乗せた天使のような笑顔を私に向けて、いらっしゃいませ、お荷物お預かりしましょうと声を掛けてくれる。

今日はどんな感じにしましょうか?
ええ、ええ、そうですか
それではちょっと軽くしていきますね〜

サッサッサ

髪が優しく床に落ちる。

サッサッサ

サッサッサ

それではシャンプーしましょう

はい、お願いします(ええ、喜んで!)

リクライニングチェアの中で、私は私の髪がシャンプーの贅沢な香りに包まれていくのを感じる。
ゆさゆさと優しく、でも程よい強さでマッサージされるたびに心地良く頭が揺れて。

幸せだあ。

・・・

そんなふうに恭しく丁寧に扱われていた私の髪。

留学して1年以上経つが、次に髪を切るのはいつなんだろう。
こんなに長い間美容院に行っていないとは、どういう事だろう。
(私の髪の毛も、そう思っているだろう、と思う。)

行くとしたら、ドイツの美容院かな~
それとも日本に帰国する時まで待って、いつものところで切ってもらった方が安心かな~

と、そうこう悩んでいるうちにも月日は過ぎる。
ドイツに来る前は肩にかかる程度だったのに、今はロングもロングな状態だ。

私の住む家(ドイツ)の近所に美容院が無いわけではない。それどころか家から徒歩2分程度のところに小さな美容院があるのを知っている。
良心的な価格設定(女性は20€から、男性は15€で子どもは10€)のせいかチラッと覗くといつもお客さんでいっぱいの美容院。

でも、私はどうしてもそこに行く勇気を出せずにいる。

自分の要望を伝えるときに何て言って良いのか分からないから。ドイツ語で思いを伝えきれる自信がない。(日本でだっていつも美容師さんの提案してくれることにお任せなんだから。)

行ってみたとして、一体どんな髪型にされるのか、という一抹の不安。

どんな髪型にされても、にこにこして

‘Danke, ich bin zufrieden‘
ありがとうございます、気に入りました。

としか言えないことは目に見えてる。

アジア系のお客をほとんど扱ったことがない、ってこともあり得る。髪質はヨーロッパの人たちとは大分異なると思うしアジア系の私が来店したら美容師さんは戸惑うかもしれない。

それとも怖いのかもしれない。
日本で行き慣れていたあの美容院しか知らないから、ドイツの美容院を訪ねることで、私の中であの眩しいような美容院像が崩れてしまうのが。

20€であそこへ入る冒険心を買うか?

それともこのまま、ふと夜に鏡に映った時に六条の御息所のそれに見えなくもない、この髪の行方をなす術もなく見守るか。

ああ、それもまたある意味で冒険?

初めてのドイツ生活。~パーティデビュー後編~

イエーイ!っていうタイプのパーティにこれまで参加したことのなかった私。

どんな感じなんだろう・・・びくびく。

ラウラの部屋にみんなで集まり、私とラウラ、男3人の5人で床に座ってわいわいする感じらしい。後ろではスピーカーでジャンじゃか音楽がかかってます。

音楽に合わせて踊るっていうタイプのパーティでなくてよかった・・・汗

 

どうやら彼らのパーティではいつもやるという遊びがあるらしくそれをやることに。

でもそれを理解するのがなかなか難しい。

まあ、カードゲームのようなもの。

負けるたびにビールを飲むというルールがあり、

男3人はどんどん飲んでくから、

(一回に飲む量が多いし、酔ってくるとテンション上がっちゃって負けてなくても飲むし)

1時間ほど過ぎたころには完全に酔っ払いになっておりました。ラウラもほろ酔い。


ラウラと男3人が買ってきた500㎖の缶ビールたち。

私は出来るだけ飲みたくなかったけど、その為には勝ち続けるしかない。うーむ。

ということで、酔っ払いたちの中で一人超本気でゲームに挑みました。ははは。

それでもやっているうちに私もついに負けてしまい、飲むはめに。

でも周りもみんな酔っぱらっているしごまかせそうだな~と思い、

「ごくごく飲んだように見せながら実はちょっと口につけてるだけで本当は何も減っていない」

っていう技を習得。

見事それでみなさんの目を欺きながらその場をやり過ごしました。拍手!

そうしてラウラの部屋でゲームをやること2時間ほど。

なんだかみんなも飽きてきたみたいで、どういうわけだか外へ出ることに。

なんのこっちゃ!なぜお外へ?!って思うよね。私も思いました。

今度はどうやら家の前の道路でビールの缶を使い、日本でいう缶蹴りのような遊びをするらしい。

(やってることは結構子供らしいんだよね。ふふ。)

またしても私、ルールをぜんっぜん理解できず。ピエーン 泣

自分が何をしているのか訳が分からないままビールの缶を蹴ったり、走ったりしていると、

近くの家の窓がガラッ

おばさま:あんたたちうるさいわよ!近所迷惑だって理解できないの!怒

 

ヒィィィ

現在、深夜0時。

「ですよねですよね私もうるさいと思っておりました!本当にごめんなさい!

我々一目散でお家へ帰りますのでお許しくださいませ・・!!!!」

 

・・・・・と、思ったけれど。

そんなことを言えるわけもなく。

男3人がかるーく「ごめんなさーい」

と言って終わり。

実は彼ら、持ち歩ける小型のスピーカーで音楽をじゃんじゃん流しています。

私はもうご近所さんのことを考えると申し訳なさと恐怖でひたすらびくびく。

それなのになんと彼ら!おばさまに怒られたのにも関わらずここで缶蹴りゲームを続けるらしい。

そうしているとまた窓がガラっと開き、同じおばさまがお怒りに。(当然です)

さすがに男衆も今度こそだめだと思ったのか、その場所から移動する雰囲気に。

私はこれで家に戻るのかと思って(願って)いましたが、甘かった・・。

なんと近くにある公園に移動してこの缶蹴りゲームを続けるということらしい。

あの、正直にいうと、この缶蹴りゲームそんなにまでしてやるほど面白くないと思うよ?!?!?!

なんて思いは内に秘め。

公園まで向かいます。

公園につくと再び缶蹴りゲームの始まり。

缶を蹴って・・・

走って・・。

また缶を蹴って・・・

走って・・。

缶を ・・・

・・・。

 

私は一体何をしているのでしょう?

 

私もさすがにもう、限界よーー!

ってなってきた頃。

みんなも疲れたらしく、ようやくようやく家に戻ることに。

ふぅ。

帰宅。ドアパタン。

そうして

男の子たちはみんな自分の家に帰るということに。

 

チュース!(注釈:バイバイの意味)

 

ふぅ。

ぐったり。

こうして私にとって初めてのザ!パーティが終了。

ぐったりぐったり。

なんだかとっても疲れてしまったけど、

パーティっていうのは大体こんなものなんでしょうか。

今住んでいる家でも、時々お隣さんがジャンじゃか音楽をかけてわいわい騒いでいるのが聞こえてくるので、やっぱりドイツではそんな感じなのかなあ。

私にはあまり向いてないかなあ・・・。

 

おわり

初めてのドイツ生活。~パーティデビュー 前編~

こんにちは、姉です。

今回のあらすじ↓

「ドイツ人ルームメイト(女子学生、医学部)が男の子3人を連れ込んできた!私もパーティに参加させられ・・・・?!」

ドイツで最初に暮らした家でのルームメイト、ラウラのお話。

ドイツで最初に住んだ家のドア

ドイツで最初に暮らした家。2DKを2人でシェアしていた。キッチンとバスは共有。

まず彼女のことを簡単にご紹介。

大学1年生で医学部に通う。5月頃の話だからこの頃はまだ新入生って感じだったのかな?

補足:

ドイツでは、多くの人がWGと呼ばれる仕組みを利用してアパートを他人とシェアします。

私はドイツを発つ前にWGを探すアプリを使ってこのアパートを見つけ、契約まで済ませていました。だから、ルームメイトに会うのも引越しの日が初対面だったのです。

最初にご挨拶に行ったときの印象ではとっても優しくて優秀、かつほっそりして可愛い良い子って感じだったんだけど実は・・・?

という感じ。

まあ、最後まで可愛くてとっても優しいってことに変わりはなかったんだけど。とにかく私が認識していたキャラクタとしては、

-真面目で優しくてかわいい-

って感じ。最初の2週間ぐらいはずっとそう思ってたの。そしたら。

ある日、朝起きていつものようにキッチンに行くと、そこに見知らぬ男の人とラウラがいる。

キッチン

ラウラと一緒に使っていたキッチン

!?

ってなるよね。驚いてぽかんとしていたら、

「あ、こちら友だちの〇〇~」って紹介されたので、

「あ、ああ、ハロー」ってとりあえずご挨拶。

彼氏さんかなあ、真面目そうでいい人そう。いいねえなんて思っておりました。

 

また別の日。

今度は語学学校から帰ってくると洗面所にまたも見知らぬ男が!

洗面所

洗面所はこんな感じ

今度はなんだか随分と陽気な、雰囲気的にスペインとかイタリア人ぽい男の人。

今度は誰?!って思っていたら

「あ、ぼくラウラの友人です~よろしく☆」と。

あ~なるほど。・・?

(この間の真面目そうな人は彼氏じゃなかったのかな?ラウラは男友達が多いのかしら)

「よろしく~」

っとだけ挨拶してやり過ごす。

 

そしてそして、また別の日。

また別の男子が現れました!

今度はザ、王道のカッコいい男の子って感じ。いかにも「ドイツ人」な男の子の登場です。

そうなんです。タイプの違うこれら3人の男の子が変わりばんこに時々現れ、しかもラウラは全員に対して同じように接していて、いったい誰が彼氏なんだ!?の状態。

というかまず思ったのが、部屋で2人きりで会う男の子が3人もいるってどういうこと!

そうして日が経ち・・

ある日語学学校から帰ってドアを開けると、男3人が大集合しておりました。

ヒョエー!

ラウラとその3人で外に買い出しに行ってきたばかり、という様子。ビールがドンっと積んである。

これってもしかして・・・

ラウラ:「今日みんなでパーティするんだけど」

(やっぱりーーー!)

「よかったら一緒にどう?」

私:「えっ私?!」

実はわたくし、日本に居た時からそんなにはっちゃけたタイプでもありませんでしたし、パーティ文化のあるドイツに来たからって急に性格が変わるわけもなく、基本的にパーティとかはあの、その、えーと・・・

うん。つまり苦手です、そういうの。

まだ18歳だったから、日本でも飲み会に参加したこともなかったし。

でも男3人はすでに、

「いえーい!一緒に盛り上がっちゃおうゼイ!!」

みたいな雰囲気で、ここで断ると残り一か月のWG生活に支障をきたすかも?!なんて考えると断れず。

「う、う、う、うん・・・!」

とお返事しました。

こうして、「参加しない方がいい感」マックスのパーティに参加することになりました。

続く

恐怖!悪徳 鍵業者 (後編)

恐怖!悪徳 鍵業者 (前半)の続き、後編


(あらすじ)

ドイツ生活にも少し慣れてきたある5月の平日。

急に思い立ち、デリバリーでベトナム料理を注文した私はわくわくと到着を待つ。

インターホンが鳴り、用意していたお金を握りしめ外へ出た私は鍵を持たずにドアを閉めてしまう。ドイツでは、パタンと閉じるだけで施錠せずともドアが閉まってしまい、鍵なしでは外から入れなくなる。部屋の中に鍵を置いたまま家から閉め出されてしまった私は隣人に頼み込んで鍵業者を呼ぶが、そこでやってきたのは・・・?!


それらしき軽トラがやってきたぞ!と思い目を凝らすと中から出てきたのはいかにもワルって感じのコソ泥風の小さい男(命名:ちっちゃい泥棒)と太った大男(命名:ボス)。ヒイイイイイイ。

やっちまったーーー。

まあ見た目が怖くても優しいってあるしね!何でもいいよね!

とにかく早くドアを開けてほしい!よろしくお願いいたします!!

ちっちゃい泥棒:はい、あなたね。閉め出されちゃったんだ~~大変だね。

私:(よかった、見た目に反して意外と優しそう)

そうなんです!一瞬外に出たときに、鍵を持たずにドアを閉めちゃって・・・泣

ちっちゃい泥棒:じゃ、見てみようか。すぐ終わるよ~多分。

ボスとちっちゃい泥棒、裸足の私の3人で私の部屋まで向かう。

・・・

見てもらった結果、おそらく専用の薄いカードを使えば大層なことをしなくてもドアをこじ開けることはできるらしい。

それが上手くいかなければ鍵の取り換えになる、とのこと。

それを了承した上で書類にサインを求められた。ヒイ。

そのとき提示された金額が大体250ユーロ。

まあ法外な金額では無いなと思い、サイン。(後に大航海、違う大後悔することになる。)

さてここで問題。なぜ私は250ユーロが妥当な金額だと思ったのでしょう?

正解は

実はちょうど数日前に、偶然語学学校で鍵修理の話題が出ていたのです。あらびっくり。

そしてなんと、クラスメイトの中に既にドイツで2回も鍵業者を呼んだことがあるというツワモノがいて、彼が言うには請求金額は大体100ユーロから200ユーロということ。

だから、この提示されてる金額はそれよりちょっと高いけれど、でもまあその相場からはあまり外れてないなと思ったのです。そして契約書にサイン。

・・そう、サインをしてしまったの!ボスがここにしろ、というので。

後から思えばそれが本当にまずかったんだよねぇ・・・・。でも怖かったですし。もし逆らってボスが何かしてきたら、とか、後々この人たちに追われたり?!なんて考えるととてもNOとは言えず・・・。

ボスによると、ちっちゃい泥棒は研修中らしい。ボスのアドバイスを受けながら試行錯誤している。専用の薄いカードでどうにかドアをこじ開けようと奮闘するものの上手く出来ず、あえなくボスに交代。

(っていうか、そのカードっていうのも私から見るとペラペラのプラスチックにしか思えない。専門家ならもっとちゃんとしたカードを用意できるだろうにっ。)

で、ボスが交代して試すけれどそれでもドアは開かず・・・。

2人ともぜーはーぜーはー、重労働こなした感を大いに漂わせながら、

「このドアはカードでは開けられないから、鍵を壊して新しいものと取り換えることになる。」

なんておっしゃって。

ガーン。

そして、

「このドアの鍵は特殊なタイプだから特別な部品が必要になる。」

さらにガーン・・・。

・・・・。

ということで、ボスが4階からえっさほっさ下まで降り、トラックから部品を取ってきます。

その間もいちいちすごく大変そうに、ぜーはーぜーはー。

ちっちゃい泥棒の方が何倍も身軽だし、彼が行けばいいのにって私は思ったけどね。太った大男のボスが行くから本当にぜーはーぜーはーしてて。

とっっても大変なことを、俺たちはあんたの為にやってるんだぜ、

みたいな。

ボス無事帰還。

ぜーはーぜーはー言いながらもようやく新しい鍵がドアに取り付けられ、とりあえず完成。拍手!

もともと付いていた鍵のパーツは完全に壊されています。

まあ、新しいものに付け替えるときに無理やり壊してたからね。ハンマーでガンガン叩いて。

さっ、お会計のお時間です。

最初に提示されていた金額(=250ユーロ)をハイこれだけ払ってくださいね!

とはならず・・

やれ新しい鍵を取り付けた、特殊な部品を使った、時間が長くかかった、などの理由をつけてボスの手によりお支払い項目がどんどんどんどん、どんどんどんどんどん・・・・

追加されていき。

(サインした後にその契約書を変更って無しじゃない?!)

あれよあれよという間にお会計金額がとんでもなく膨れ上がっていきます。

最終的に決まった金額が960ユーロ!

・・・?!

何ですと!

だって私はその時本当にお金がなく、残金を目に見える状態で管理するために、全財産を現金で持っておりました。銀行から全部おろして。

300ユーロだったんだけど。

そんな私に960ユーロなんて払えるわけがなく、その旨伝えると、

それはありえない、絶対に今払ってもらわないといけない。

と言われ・・・。(恐怖)

とっっても怖かったけど、

それでも 全財産が300ユーロ というのが現実で。

どうやったってお金がなくて払えないんですがどうしましょう

と、相談。

ほかにも、

日本に両親がいるから、連絡すればお金を送金してくれると思う。だけど3日ぐらいはかかる。それが私が今できる一番早い手段だ。

と伝えました。

でも、ボスとしてはいま全額をもらわない限り絶対にこの場をどかないぞという感じ。

とりあえず今持ってるお金を全部出せと言われ、結局、全財産300ユーロを出しちゃいました。

出さなきゃよかったって今なら思うけど、でも。

こわかったし。

お財布出せって言われたから出しちゃったし。

その中に入ってた300ユーロ見られちゃったし。

・・・・・・。

そして、残りの600ユーロをどうするかというお話に。

そしたらびっくり。

何か担保にできるものはないのかって言いながら二人とも部屋に入ってきたの!!!!ヒイイイイイイ!!!

私の狭い部屋にコソ泥とボスのどっちもが入ってきて、部屋の中をうろうろ探しだして。

ブランドもののバッグとか、高い電気製品とかそういうものが有るかと想像していたんでしょうけど、私、本当に質素な暮らしをしていたからそんな贅沢なものなんてなーーーーんにもない!

だからもう、どうぞ諦めてくださいまし。って

思いました。

そんでその後、途中でちらっと話してしまってた彼氏(ドイツ人)のことを聞かれて、

ドイツ人の彼氏がいるならそいつに連絡しろッていわれ

彼に電話したらすぐお父さんに代わってくれてお父さんとボスが5分ぐらい押し問答してたんだけど

お父さん、法律関係のお仕事をされててその辺に詳しいから、

「こんなことは絶対にありえないし、許されない、通用しない」って言ってくれて泣

結局、まあいいよ、でも明日までには絶対に残金を払えよ、と言われ、

まあそんなことを言いながらも、私の300ユーロを持ってようやく帰ってくれました。

ボスはずっと泣きたくなるほど怖かったけど、研修生のちっちゃい泥棒の方は最後のほう、あなたこんなにお金のない女子大生なのにこんなことになって運が悪かったねみたいな空気感を出してくれてたから、まあ・・

そうは言っても怖かったけど!十分に!

帰って行ったあとぐすんぐすんだったし。

でももっともっと怖い事件とかに発展する可能性だってあっただろうから、300ユーロ取られただけで終わって良かった。

電気会社と契約?!

こんにちは♪姉です。

これは、ついに学生寮を出て大学近くのお部屋への引越しが決まった頃のお話。

 

12月19日。待ちに待った入居の日。

その日は不動産屋さん、前入居者、私の3人が、引き継ぎの最終確認をするために現地に集合していた。部屋の確認を済ませて最後に契約書にサインをして終わり、っていう流れだったんだけど・・・

部屋の点検も終わり、契約書に目を通しサインをしていると

「そういえばStrom(=電気)についてだけど」

と不動産屋さんが言う。

「どこでもいいからどこかの電気会社と契約しておいてねっ。契約に必要な番号は地下の管理室にあるから☺️」

って。

 

え、電気会社と契約〜!?

それまでに住んでた家(寮)が光熱費全て込みだった為、そんな事今までしたことのなかった私はパニック。

え~!どこでもいいってどこの電気会社?”

どうやって契約するの?電話は嫌だけど店舗に行くのかしら?!”

“そもそも契約って?!今の契約書にサインをすれば全部終わりだと思ってた!泣”

“前に住んでいた家ではそんなのなかったよー!泣”

“Stromって何のこと?ガス代?電気代?泣”

“地下って何?!ひとりで番号を探すなんて絶対に無理!見つけられない泣”

分からないことが多すぎて(というより分からないことしかなく)頭がいっぱい。

するとそれを察してくれたのか不動産屋さんが、

「今から一緒に地下へ必要な番号を見に行きましょう」と提案してくださり。

前入居者も一緒に3人で地下へ移動。

 

そうしたら、ガスや電気などのメーター?が住民全員分置いてあるお部屋があったのです。私の部屋のメーターも見つかりました。

契約に必要な番号ってこれか!

写真に撮る。

↑ここまで、私1人だったらぜっっっったいに!むり。

不可能です。

鍵が必要っぽかったし。

 

そうしてまた3人で部屋へ戻り、あとは順調に色んな最終確認を済ませていくのですが、

全て終わってこれでバイバイってなるところで、

いや、これは流石にまずい、

あまりにもStrom(=電気)の契約について分かっていないと考え、

 

“あの〜Stromの事がイマイチまだよく分からないんですが・・・泣泣”

 

と勇気を振り絞って聞いてみました。

すると、いずれにしても解約のため行く予定だった、という前入居者の方が電気会社まで同行くださることになり。

そうしたらなんと拍子抜けの近さ、実は家を出て2分程のところに電気会社はありました。そこでさっき撮った写真を見ながら契約番号など、いろんな情報を申し込み用紙に記入していき、この一件はなんとか落着。

いやぁあの時勇気を振り絞り、“分からない“ってちゃんと言ってみてよかった。

もしも言い出せず、一人で全部やることになっていたらおそらく私、いつまでも契約できていなかった。

世はクリスマスマーケットで浮かれていたけど、その中を一緒に電気会社まで付き添ってくれて、用紙に記入するべき事も細かく丁寧に教えてくれて、親切にありがとう、前入居者さん!あなたがいなければ私は電気の無い生活を強いられていたでしょう!

恐怖!悪徳 鍵業者 (前編)

こんにちは、姉です!

5月のある平日。(履歴を見たら5月15日(火)だった)

なぜかその日に限って(おそらくドイツに来てから初)、一人でデリバリーを頼む。全くご飯を作る気になれなかったんだろうね。お金がなくて切り詰めてたはずなのに何故って今なら思うけど。

私が好きな美味しいベトナム料理のそのお店は、ランチタイムの配達は15時まで、夜は18時からという風に時間を分けていたの。

私が注文しようと思い立ったのは15時近く。

そして食べたい料理を決めてさあ注文!ってときにはもう15時を過ぎていて、

つまり今注文しても夜の配達(=18時)までお腹を空かせて待たないといけない。だけどどうしても今日はそれを食べたい!っていう気分だったから、思い切って注文。

そして待つこと3時間、時間通り18時に配達のお姉さんが到着。当時住んでいたのは学生寮で、私の部屋は4階。お姉さんが頑張って階段を上がってくる足音が聞こえたから、私は玄関のドアを開けて、廊下に出て外を伺い待っていたんだけど・・

なんとなーーーく、なんとなく、

本当に本当にちょびっとだけ、このままだと家の中(散らかってる)を配達のお姉さんに見られちゃうなあという思いがよぎり、なんの気なしに

 

パタン

 

とドアを閉じちゃいました。

 

・・・。

 

・・。

 

・。

 

アレ・・?

 

・・・・!

 

ガビーーーーーーーン‼️

 

ドイツの家のドアというのは、ほぼ(私にとってはかなりやっかいな)オートロック。日本の家のドアは、鍵を閉めない限り外からでも開けられるよね。

つまり私、家の中に鍵を置いたまま閉め出されちゃったのですん。

そのとき私は、ほぼパジャマの部屋着に裸足のまま、玄関の外用マットのあたりに立っておりました。鍵を持たずに。

不幸中の幸いというかなんというか、デリバリーの料金は現金で手に握りしめていて、食べ物の代金はちゃんと払えたよ。

私:お姉さんーーー!! 私!あのね!ここに住んでるんだけど!ドアが今パタンて・・ 閉まっちゃった泣 どうしよう泣

宅配のお姉さま:まあなんておかわいそうに。うん!頑張ってね!!

 

・・・・・。

 

宅配のお姉さまお帰りに。そりゃ次に向かうお家もあるだろうし、引き留めてはいられないよね。

本当は、本音をいうと、是非ともそこで大家さんもしくは鍵会社さんにでも連絡して欲しかったけど!泣 そんな事、忙しく働いているお姉さんにお願いできるわけないものね。

ぐすん。

そしてそしてここからゆっくり、だがしかし確実に事態が悪い方向へと進んでゆきます。

ヒェーー

そういえば、前にハンブルクに住んでいた時同じように閉め出されたことはあったけど、あの時は大家さんが一階に住んでいてすぐに開けてくれてたんだよね。あぁあの頃は良かったなぁ、大家さんが常にいるって素晴らしい事だなあ。(遠い目)

最初は状況を読み込めずボーッとしてたけどようやく事態を把握、そうだ!これは緊急事態だ!大家さんに連絡しないと!と思った私。1階までピューーッと駆け足(裸足)で降りていき掲示板に載っている大家さんの連絡先を確認! あった。

大家連絡先: ◯◯◯ー◯◯◯◯
営業時間: 07:00ー16:00

※現在時刻 18:00

(実際の写真がこちら↓)

 

がーーん。営業終わってる。

もうっ!私ったらなんでデリバリーなんて頼んだのかしらっ!なんで注文、ランチタイムに間に合わなかったのかしら!もうっ!

 

なんでドアを閉めちゃったのかしらーーーーーん!!!

 

しょうがない。

あれ、でも掲示板をよく見たら、営業時間外の緊急時はこちらへどうぞって書いてある!

そうだここに電話をかけよう🙆‍♀️

さてさて、電話番号は?

・・・っって

わたし携帯持ってないじゃないのー!泣

部屋に置いたまま閉め出されたー!泣

残念無念、後悔先に立たず、覆水盆に返らず、とらぬ狸の皮算用・・あ、これは違うか。はぁ・・。

こうなったら今の私に出来るのは、この寮の中のどなたかのお宅をピンポンしてスマホをお借りして電話をかけること。

掲示板から一番近いところにあったお部屋をピンポーン。

同い年ぐらいの女の子が出てきた!

私: あの、こうこうこういう事がありまして、あなた様のスマートフォンをお借りしてもよろしかったりしますか?

女の子は快くすぐに貸してくださり、とりあえず大家さんに電話。でもやっぱり大家さんは営業時間外でつながらず。もう一つの番号にかけてみる。

これが今になっても謎で、私はあの時一体どこに電話をかけたのか?分からないまま迷宮入りなんだけど、つまるところ、関係ないところにかけちゃったみたい。

電話に出た人が速いドイツ語で話すからよく聞き取れず、でも私の名前とか住所を聞いてくるから、おそらく助けに来てくれるんだと理解した私。電話を貸してくれた女の子にお礼を言い、そのまま待つ事に。

結局、誰も来ないんだけどね・・ひたすら待ちました。

スマホはないし建物の中にも時計がなく時間の経過が分からないけど、体感で30分ぐらいは待とうと思い、覚悟を決めて待ちの態勢に入りました。

でも、待てども待てども誰も来ない。その間にも寮の住人の出入りはあって、通りすがりに不審な目で見られながらも、ひたすら裸足で待ち続けるかわいそうな私。

体感30分ぐらい経って、さすがにこんなに遅いって変じゃない?と考える。

私と喋ったあの男の人の仕事リストには「部屋から閉め出された子を助ける」って入ってないのでは?とようやく悟り、これはもう鍵会社さんに連絡しようと思う。

だけど。さっきの女の子にまた電話を借りると「あなたまだ家に入れてないの?可哀そうねえ」って思われそうで恥ずかしい。だから今度は自分の部屋がある4階へピンポンしに行くことに。誰にしようかなって悩んだけど、普段からどんちゃんパーティばかりしているうるさい右隣の男の人はなんだか怖かったので、人が住んでいるのかと疑いたくなるほど全く生活音が聞こえてこない、左隣のお家にピンポン。

男の人が出てきて、

Hallo! 何の用だい?

(ドイツ語のハローはHALLOだよ、HELLOじゃないよ、スペルミスじゃないからね。)

私:これこれこういうわけで、鍵会社に来てもらいたいんだけど携帯を持っていないのでお借りしてもいいですか?

左隣の住民:お安いご用!

女の子の携帯をお借りした時は私が自分で電話をかけたんだけど、その男の人は鍵会社に電話して事情を説明するところまで全部やってくれて。(後から考えればこれも良くなかったんだけどね・・・ヒイ。)

 

左隣の住民:5分で来るってよ!下で待っとくといいかも^^

私:ダンケシェ------―――ン!

さっきはあんなに待たされたのに5分で来てくれるなんてすごいや、なんて呑気なことを思いながら、左隣の住民が呼んでくれた鍵業者の方を待ちます。

そしてそして。

すでに家から閉め出されて1時間ほどは経過していたでしょう。

待ちに待った鍵業者らしき軽トラック到着。

そこから出てきたのは・・・・!?

(次回へ続く)